菜園、山小屋等のトイレハウスを六角形の作りにしませんか
菜園や山小屋でトイレハウスをお考えの方に丈夫で、設置が早く、しかもスタイリッシュに作れる方法をご案内します。
六角型トイレハウスの概要です
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六角型ハウスは大きさが選べます
床の高さ30センチ(おがくず投下式トイレの場合)
壁のサイズ90センチ✕180センの合板を使用しますので、一辺の長さを90センチが基本になります。
写真は90センチですが、120センチ、180センチにも広げることは可能です。
トイレハウスを六角型にするメリットは
- 風に強い
風圧はどの面にも均一に当たり、飛ばされないように固定しておけば台風にも強いつくりです。 - 大きな柱が要らない
モノコック的な構造で丈夫、一体構造なので柱が要りません。 - プレハブ仕様
現地ではパーツを組み立てるだけで簡単、インパクトドライバーがあれば出来上がります。 - デザイン
外壁を貼ればおしゃれになります。
コンポストトイレか、おがくず投下式のトイレが維持費において優れています
用を足した後、おがくずのようなコンポストを振りかける方式のコンポストトイレでは、便器の下にコンポストが貯まるコンテナを入れます。そのため、座面が高くなりそのままでは座れなくなるので、床面を高くして調整します。
弊社のこまらんトイレのような撹拌式のコンポストトイレを使用した場合、使用人数に制限がありますが、床面を上げずにトイレハウスが作れます。
コンポストトイレ
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コンポストイレの仕組み
大便の成分の80%が水分で、20%が食べ物、腸内微生物等の残渣成分と言われています。
コンポストトイレは、この残渣成分を好気性の微生物がコンポスト基材の中で、水分と炭酸ガスに分解し、大便のほとんどを消してしまうトイレです。こまらんeトイレは尿分離式便器で大便を撹拌槽に、尿は専用タンクに貯める仕組みになっています。
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コンポスト基材
弊社のオススメしています基材は、pH調整済のピートモス、バーミキュライト、籾殻くん炭です。50リットル入れの基材3種3個、送料込みでおおよそ、5千円です。1回あたり20リットル使用すれば約8回分になります。うまく行けば1年間持つかもしれません。
コンポスト基材として、おがくず、籾殻、腐葉土等、安価なものを利用できるかもしれません。撹拌状況、コンポスト化の状況を見ながらお試し下さい。
おがくず投下式トイレ
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用を足した後、横のロープを引き下げ、コンポストの入ったコンテナを引き寄せ、おがくずを振りかけます。
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次に使用するときは、同じ用に、横のロープを引き下げ、コンテナを引き寄せ、おがくずを振りかけます。
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横のロープでコンテナを引き寄せた状態です
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同じ用にロープを引き下げ、反対側にコンテナを引き寄せた状態です。
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コンテナを横方向に設置した場合、上記の写真の用に120センチの幅が必要です。
六角型トイレハウスの設置方法です
土台を設置します
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手前に扉を取り付けます。両穴に角材を差し込みます。
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コンポストが入るコンテナを取り出す開口部です。
壁を一辺づつ立てて行ます
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窓を入れる壁面を設置します。
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窓面の隣の一辺を越して、壁面を設置します。
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壁を取り付ける前に仮止めします。
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床下の開口部から、コンポストが入ったコンテナを取り出します。
二分割にした屋根を壁の上に載せます
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六角型トイレハウスの現地組立の手順です
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六角トイレハウスの現地組立
1 現場では脚立とインパクトドライバーのみで組み立てできます。
2 土台を設置する際、ハウスが飛ばないよう杭で固定します。
3 土台の防腐処理もします。
4 床面は合板を2重に貼ったほうが丈夫です。
5 できれば床面に砂を入れた塗料で滑り止め塗装します。
6 外壁はガルマニューム板を貼ったほうが丈夫で安心です。